Comme il fait chaud!

暑い。クーラーを入れると体調を崩しやすいため、窓を開けて昼寝をしていたら、危うく熱中症になりかけた(部屋の温度計は33.5℃を指す)。クーラーあるのに入れないで熱中症になったとか、恥ずかしくて人に言えないので、危ういところであった。
一昨年フランスを襲った熱波で、お年寄りを中心に10000人以上が亡くなられたというが、確かにエアコンの設備が少ないところではそういうこともあるだろうと身をもって感じたある暑い日の午後であった。

昨今のエアコン事情

わが部屋についているクーラー(暖房無し、冷房のみ)は、そろそろ20年選手になろうかという古強者で、ろくにフィルター掃除もしないのに、文句もいわずにガンガン部屋を冷やしてくれている。が、最近のエコロジーブームの波にのって、省電力の最新式エアコンに買い換えようと思い調べたところ、エアコン一つ付け替えるのにも最近はどうも色々とややこしいらしい。
以前のエアコンは、冷媒としてオゾン層破壊で悪名高いフロンR22が使用されていたが、最近の家庭用エアコンの主流冷媒は代替フロンのR410Aであるらしい。R22の時代にはエアコン室外内機間の冷媒が通るパイプ内を冷媒で満たすために、室外機に充填されているフロンのガス圧を使ってエアパージしており、それで問題はなかった(勿論フロンガスが少量といえども大気中に放出されてしまうので今から見れば問題大有りなのだが)。だが、最近のエアコンでは、以前に比べて冷媒の量に余分が無く、また配管内の異物に敏感であり、さらには環境上の理由から、従来どおりのガス圧によるエアパージではなく、真空ポンプを用いなくてはならないらしい(これを一般に真空引きというとのこと)。これに結構な手間がかかるため、現在のような繁忙期に量販店など(特に工事費が異様に安い所など)で工事を依頼すると、きちんとした工事が行われない事例が結構あるようだ。色々とこれに対して違う意見もあるようだが(「別に真空引きをしなくても性能には影響ない」など)、大方の意見を集約すると、(1)繁忙期にエアコンの工事をするな(2)確実にいい工事をしてもらいたかったら、多少の出費は覚悟するべしということらしい。めんどくさいですな。

代替フロンの環境への影響

前々から、代替フロンの温暖化係数が二酸化炭素よりはるかに大きい(HFC134aなどは確か約1300倍)というのが言われ続けているんですが、使ってて大丈夫なんすかね?確か近年中に排出制限がかかってたはずですが。最近は環境に気兼ねしておもちゃのテッポもあんまり撃てなくて(ガスブロはだいたいHFC134a使います)、モデルガンみたいに弄くってばかりです。醜いコードぶら下げてエアタンクやCO2ソースで無理やり撃つのも嫌なんで、マルイさんあたり、早いとこ環境にやさしい新ガス生産してください。お願いします(ペコペコ

今日の読書