間合いの詰め方

相手と向かい合ったときの間合いの詰め方というのは、非常に重要なものだと思う。こちらのいかなる小さい動き・兆しをも見逃さぬようにと注視している相手に無計画に突っ込んでは、反撃でボロボロにされるのは目に見えている。そこでいかに相手を騙して間合いを盗むか。(1)沈み込みの重要性:膝を屈して、沈み込みつつ間合いを詰める。軸足を沈み込みつつ足を出すと、驚くほど自然に足がでて、しかも一歩の距離がかなり稼げる。また、沈み込むことで相手の意識も下に行くため、その瞬間には攻撃を出しにくい。(2)自然にすたすた真ん中に進んでいく:相手の中心を自分の中心で圧しつつ、相手の攻撃の意思を飲み込んでいく感じ。さりげなくが肝か。出来たら神。(3)対長物の間合いの詰め方:三才歩などを使って、要はとにかく斜めに入り込んでいく。相手の手元まで入り込めたら勝ち。
あんまり頭で考えすぎてもダメなんでとにかく対人で色々と試行錯誤を繰り返し、感覚で身に付けていくのが重要でないかと思う。