iPodなの?

本日AppleiPod nanoが発表と同時に発売された。2GBと4GBという大容量のフラッシュメモリーを搭載しているにもかかわらず、21800円と27800円というありえない低価格(一説によるとサムスンから原価割れでメモリが供給されているとも?)。さらに元祖iPod譲りのカラー液晶とクリックホイールを搭載し、サイズもshuffleと同程度(厚さは薄いので、携帯性は上だと思う)。シャッフル再生しか出来ないことでShuffleを敬遠してた層もガッチリキャッチ。正直言って死角の見つからない製品である。連続再生時間がやや短目(約14時間)というネガはないでもないが、あの薄さに内蔵する電池容量としては良くやっているほうだと思うし、一日ごとに充電すれば何の問題も無い。むしろ低ビットレートでの再生で水増ししたカタログデータを出すよりはよっぽど真面目だと思う。
しかし、それにしてもかわいそうなのはAppleの新製品発売に、自社の新製品発表(注:発売ではない)をぶつけてきた某S社である。発表された新製品を見たが、カタログスペック的には劣ってはいないと思うものの、デザイン・質感・大きさ・価格・操作系・転送ソフトなど全ての面でiPod nanoの後塵を拝しているとしかいいようのない出来である。これが即発売ならまだ光明は見えそうなものの、11月発売というのだからたまらない。早めに発表することで牽制を狙ったのであろうが帰って逆効果というものであろう。かつては世界のAV機器の雄であった同社の、ポータブルオーディオ市場における迷走振りを見るにつけ、どこで道を踏み誤ったのか、考えざるをえない。一言で言えば
「S○NYカワイソス」である。

今日の鍛錬

立禅各種、筋トレ各種、素突き蹴り