S&W H.R.T.

を購入。台湾製の安物だとは知りつつも、格好良さに引かれて買ってしまった。

  • ブレードはガーバーのEZ-OUTなどと同様のビートブラスト(グレーのマット仕上げ)で、鋼材はおなじみ440Cである。最近のタクティカル仕様の物は、大抵ATS34や154CMなどを使うが、研ぎやすさや錆にくさ、値段などを総合的に勘案するとやはり440Cが一番ではないかと思う。ATS34などは硬度が高いせいで刃もちはいいかもしれないが、やや研ぎにくい(出回り始めた初期のように研ぐとポロポロ刃がこぼれるというようなことはないようだが)。刃付けは良好で、研ぎなおさなくともスパスパ切れるのは気持ちが良い。久しぶりのストレートエッジであるが、やはりハーフセレーテッドよりスマートだ。
  • グリップは、なんとマグネシウムである。最近のタクティカル仕様といえば猫も杓子もG10なので、これは面白い。ただ、実際使用上の利点があるのかは疑問である。確かに厚みの割りに重量は軽いし、丈夫そうではあるが。意外とコストはかからなかったりするのだろうか?
  • 全体的な印象は、値段の割にはガタも無く、仕上げも良好でカッチリとした出来である(ただし、自分が購入したところは一般市価の八割程度、ハンズ価格の六割程度であり、高く買った人にはどう感じるであろうか)。アクションはAXIS-LOCKほどではないがスムースであるし、オープンもしばらく手慣れるとスパイダルコのサムホール方式並みには容易にできる。まだウィークハンドでのオープンには慣れないが。GUN誌の平山氏のアウトドア講座の記事に触発されての半衝動買いであったが、満足のいくものであった。

今日のケータイ刑事

  • 五代刑事、髭しぶいっす。
  • ぁぉぃちゃんの手作り肉じゃが食べたいっす。