立禅論(2)

下半身について

  • 提肛を意識。体の中心に、地面から一本軸が通って支えられてるような感触に。
  • 脚は、なるべく深く曲げるが、上から見て膝がつま先を越えないぐらい。膝は内側に絞るのと、外に張り出す(円トウ)のを使い分ける。
  • 両足は並行で肩幅。足の裏の重心の置き方は、踵を浮かす心持で(踵の下の虫を逃がさず、踏み潰さずの意念)つま先に置くのと、足の裏全体に均等に荷重がかかるようにするのとを使い分け。足の裏に力が加わっていないかのような感覚で立てるようになると、普通に歩くときにも氷の上を滑るように歩ける。

全体として、力を抜きつつ気を張って、体全体が整うように。そうすると体の中心部分と末端部分が連携して、中心部分から動く感覚が出てくる。後は、この感触を保ったまま動けるように、揺、這い、練り、組み手と、段々に進んでいく。

今日の鍛錬

  • 立禅各種